2025/12/01 11:12


 農薬や肥料を撒くことによるデメリットについてお話しします。

まず知っておいてほしいのは、一般的に言われる「肥料」には化学肥料だけでなく、有機肥料も含まれているということです。
そして“有機=完全にナチュラル”ではありません。有機JASでは、実は33種類もの薬品の使用が認められているため、100%自然ではないのが現実です。

① 土壌の微生物を失わせてしまう
自然の土には数えきれないほどの微生物が存在し、そのうち約99%は人工的に培養できないと言われています。
しかし農薬や肥料を撒くことで、その微生物が大きく減少し、土地は本来の力を失ってしまいます。一度ダメージを受けた土壌が自然の豊かさを取り戻すことは、ほとんどありません。

② 農園で働く人への負担
農薬の影響というと「食べる側」ばかりに目が向きがちですが、実はもっと危険なのは“撒く側”。
散布時に農薬を吸い込んでしまうことで、体調を崩しやすくなったり、病気にかかりやすくなるなど、働く人々の健康に深刻な影響を与えます。

③ 人体への影響
農薬は害虫や微生物を殺すための薬です。その環境で育った作物を私たちは日常的に口にしています。
化学物質に反応してしまう「化学過敏症」に悩まされる方が増えているのも、決して無関係ではありません。

「有機肥料だから安心」というわけではありません。
有機肥料には動物性や植物性のものが含まれ、結局は“外から与える肥料”という点では同じです。

また、環境への影響も深刻です。
一度撒かれた化学肥料や薬品は、土の保水力・保肥力を低下させ、地下水へ流れ込み、周囲の自然を汚染してしまいます。

最後に。
身の回りすべてを完全にナチュラルにすることは難しいかもしれません。
それでも、毎日飲む一杯のコーヒーくらいは、安心して選びたいと思いませんか?

小さな積み重ねが、心と体の健康を守ってくれます。
Bonds Coffeeは、その小さな一歩を応援し、あなたの健康をそっと支え続けます。