2025/11/30 14:16

Bonds Coffeeの自然栽培コーヒーは、どのように育てられているのか?
私たちが扱うウガンダの契約農園では、ただ“無農薬”というだけに留まりません。大自然の営みそのものを生かし、森と共に育つ「アグロフォレストリー(森と農業の共生)」という栽培方法を採用しています。
アグロフォレストリーとは?
「Agriculture(農業)」と「Forestry(林業)」を組み合わせた言葉で、簡単に言うと、
・もともとある大自然を壊さず、生かす
・同じ場所で複数の植物を共生させて育てる
・土壌と微生物の力を守り、森の生態系を維持する
という、自然と農業が調和して成り立つ栽培方法です。
一般的なプランテーションのように一本の作物だけを大量に育てるのではなく、森の生態系のなかで作物が本来の力を発揮できる環境を整える方法です。
森とともに育つ、多様な植物たち
農園ではコーヒーの木の周りで、バナナの木、バニラビーンズ、カエンペッパー(唐辛子)など、さまざまな植物が共生しています。
これらの植物は互いに支え合い、日陰をつくったり、土壌を豊かにしたり、害虫を寄せつけない働きをしたりと、自然の力だけで環境が巡っていく仕組みを生み出しています。
農薬も肥料も使わない“完全自然栽培”
Bonds Coffeeの自然栽培では、化学農薬だけでなく、有機農薬、化学肥料、有機肥料、オーガニック肥料も一切使用していません。
では、どうやって木の栄養をまかなうのかというと、畑の中で落ちた葉や実、植物の残渣をそのまま土に戻し、次の生育のエネルギーとして循環させています。森が自分を育てるような、自然本来の仕組みが活かされています。
この環境の中でコーヒーの木はゆっくりと力強く育ち、豆そのものが持つクリアで優しい風味がしっかりと引き出されます。
“自然そのまま”の一杯を届けたい
この栽培方法は環境への負荷を減らすだけでなく、コーヒー本来の純粋な味わいを引き立ててくれます。透明感のある香り、澄んだ飲み心地、やわらかな甘さは、自然栽培ならではの特徴です。
Bonds Coffeeでは、この大自然の力で育った一杯を、できるだけそのままの形で皆さまに届けたいと考えています。
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